かぶれ(接触性皮膚炎)の治療
かぶれ(接触性皮膚炎)は、急性皮膚疾患のひとつとされています。酷くなると潰瘍(かいよう)を伴う場合もあります。
原因
一次刺激性接触皮膚炎 (ICD)
刺激の強い物質(例えば、油・洗剤・石けんなど)との接触で皮膚が炎症を起こすケースをいいます。
アレルギー性接触皮膚炎 (ACD)
アレルギー反応が生じる物質(例えば、化粧品・消毒薬や目薬、湿布などの外用剤・金属・サクラソウや漆などの植物など)との接触で皮膚が炎症を起こすケースをいいます。
治療
抗アレルギーや抗ヒスタミン薬の内服やステロイドの外用など、症状の状態に合わせた治療を行います。
当院では接触皮膚炎の原因検索として佐藤製薬のパッチテストパネルによるパッチテストが可能です。詳しくはこちらをご参照ください。
パッチテストは当院では水曜日に貼付、金曜日48時間後判定、土曜日72時間後判定、次の水曜日1週間後判定を行っております。
パッチテストは事前予約制です。
ただし、5月~10月までの暑い期間は汗によるかぶれで判定が困難となるため、パッチテストは行っておりません。パッチテストご希望の方は11月~4月にご受診いただけますよう、よろしくお願いいたします。